今後急速に進む少子化を見据えて県教委が策定を進める2018~22年度の第2期県立高校再編計画で、宇都宮中央女子高を共学化する方針を固めたことが13日、下野新聞社の取材で分かった。宇都宮地区の県立の男女別学校には募集定員に2倍の差があり、同校の共学化で男女比を均一にする狙いがあるとみられる。高校で次期学習指導要領が始まる22年度の新入生から男子の募集を始める見通し。県教委は7月上旬に計画全体案を公表し、パブリックコメントなどを経て秋に決定する。

 同校は1928年創立。普通科と総合家庭科の2学科で構成され、生徒の約8割が四年制大学に進学している。

 都道府県立高の別学は栃木、群馬、埼玉の3県には10校以上あるが、他の自治体からは姿を消しつつある。県内には男子校5校、女子校6校があり、足利、栃木、真岡、大田原の各市にある県立の別学校の募集定員はそれぞれ同数。宇都宮市内のみ男子校が宇都宮高1校で定員280人なのに対し、女子校は宇都宮女子、宇都宮中央女子の2校で560人と比率に偏りがある。

 有識者会議が16年3月にまとめた提言書では、男女別募集定員の比率のバランスを整える必要があると明記。男女共同参画社会の推進などの観点からも、基本的には「共学化推進が望ましい」としていた。