足利・山前小で五嶋みどりさんコンサート 児童ら世界的バイオリニストの音色楽しむ

 【足利】子どもたちにもっと身近に音楽に触れてもらおうと、世界的バイオリニストの五嶋(ごとう)みどりさんが取り組む「訪問コンサート2017」が13日、山前小で行われ、児童らが弦楽四重奏の生演奏を楽しんだ。

 同校を訪れたのは、五嶋さんのほかバイオリン、ビオラ、チェロの若手奏者3人。いずれも海外在住で、五嶋さんが主宰する認定NPO法人「ミュージック・シェアリング」(事務局・東京都)のオーディションで選ばれ、昨年12月にはネパールの子ども病院で演奏している。

 この日はまず、低学年のクラスを各演奏者が訪問し、楽器の説明や演奏を披露。3年生のクラスを訪れた五嶋さんは、「どうして上手に弾けるようになったのですか」との質問に「毎日5、6時間練習したからです」と笑顔で答えたり、「どこがドレミですか」と聞かれて音階を弾き、児童から歓声が上がるなど、和やかに交流していた。

 高学年には体育館と食堂でコンサートが行われ、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など知っている曲にうなずく子や表情豊かなシューベルト「死と乙女」にじっと聴き入る子など、児童らは目の前で奏でられるクラシックの音の世界を楽しんでいる様子だった。