とちぎコープ、宇都宮市街地で移動店舗販売 7月から陽光・緑が丘地区など 買い物困難者を支援

 とちぎコープ生活協同組合(宇都宮市川田町、古口葉子(こぐちようこ)理事長)は7月3日から、宇都宮市街地の陽光・緑が丘地区と鶴田地区の一部で高齢者など買い物困難者を対象にした移動店舗販売を開始する。県内の移動販売は佐野市の中山間地域でJAや民間事業者が乗り出しているが、市街地で行うのは珍しいという。

 組合員約24万5千人の同生協は、事前に注文を受けた組合員個人・グループに週1回、生鮮を含め食材・食品、日用品などを配達する「コープデリ」、弁当や夕食食材を平日(週3日以上)に宅配する「デイリーコープ」などを展開。スーパーマーケットも5市2町に8店出店している。

 移動販売を始めるのは、こうしたサービスを展開する中でも、高齢組合員などから移動販売を求める声が寄せられ、特にスーパーが近くになくなった市街地での要望が強かったためだ。川端浩義(かわばたひろよし)常務理事は「高齢者の中には200メートル歩くのがやっとという人もいる。買い物の楽しみを提供したい」と話す。組合員が多く高齢化率の高い陽光・緑が丘地区と、コープ鶴田店へ送迎する買い物バスを廃止する鶴田地区の一部をモデルに始める。