鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)について、事業主体の水資源機構は10日までに、これまで2015年度末までだった事業の工期を24年度末までに延長する手続きを取った。

 民主党政権で09年に一時凍結され、事業の是非を巡る関係自治体などの検証を経て16年8月に国土交通省が事業継続を正式決定したことに伴う措置。事業は本格的に再開されることになり、ダム水没予定地にある県道の付け替え工事などを続ける一方、手付かずだったダム本体工事も20年度にも着手される見通しとなった。

 工期延長を含む事業実施計画の変更は3月、国交省に認可された。計画変更は5回目で、07年に従来より5年間延長し15年度までとして以来。