那珂川町産コーヒー誕生 余熱利用し温室栽培 町地域資源活用協組の鈴木さん

 【那珂川】循環型社会の実現を目指し活動する「町地域資源活用協同組合」の鈴木栄子(すずきえいこ)さん(55)=小川=らは、木材を乾燥させるボイラーの余熱を利用したビニールハウスでコーヒーの木を栽培し、収穫した実から今年初めてコーヒーを作った。温室栽培に成功したマンゴーと共に、町産コーヒーを町の新たなブランドとして広めたい考えだ。

 鈴木さんらは、木材加工販売のトーセン(矢板市山田)が中心となり大山田下郷の旧馬頭東中跡地に建てた県北木材協同組合那珂川工場や、松野に設置した熱供給施設の余熱などを使い、2013年からマンゴー栽培に取り組んでいる。

 町産コーヒーを作ろうと、3年前から大山田下郷のビニールハウスで、マンゴーと一緒にコーヒーの木も栽培。沖縄県・石垣島の生産者を訪れるなどし、ノウハウを学んだ。今年初めて3本の木から実が採れ、大田原市内の業者に焙煎(ばいせん)を依頼した。