立教大野球部・佐藤さん教育実習中 東京六大リーグ、春優勝の経験生かし指導 母校の栃木高で

 【栃木】今年の東京六大学野球春季リーグで35季ぶりの優勝を果たした立教大野球部4年の佐藤栄克(さとうたかなり)さん(21)=日光市出身=が、母校の栃木高で教育実習に励んでいる。同リーグでは自身初のベンチ入りを果たし、初打席でヒットを放つなど存在感を示した。放課後は野球部の練習にも参加、後輩を熱心に指導。佐藤さんは「将来は高校教諭として甲子園に行きたい」と夢を膨らませている。

 佐藤さんは中学時代は硬式野球の宇都宮ボーイズに所属し、3年時には県選抜チームにも選出された。当時から「東京六大学野球に憧れていた」と、大学進学を視野に入れ栃木高へ進学。同校では2、3年と主に1番ショートとして活躍した。

 立教大には一般入試で入学。190人の部員の8割以上が推薦入学のエリート選手という中、持ち味の堅守で厳しい競争を勝ち抜き最終学年で念願のベンチ入りを果たした。5月の東京大との試合で六回から二塁の守備へ就き、その後回ってきた打席で投手強襲の安打を放った。

 中学時代に「野球の楽しさを教えたい」と教諭を志し、その気持ちは今も変わらない。