新規就農、4年連続で最多更新 栃木県調査 イチゴへの志向顕著に

 今年4月末までの1年間に県内で新たに就農した人は前年と比べ3%(10人)増の344人で、比較可能な2013年度以降、4年連続で過去最多を更新したことが6日、県の17年度調査で分かった。新規自営就農者が計247人と横ばいが続く一方、農業生産法人などに雇われる新規雇用就農者が97人に増え、全体を押し上げた。

 また新規自営就農者が志向する作物としてはイチゴが最も多く、県経営技術課は「イチゴは一定の限られた農地や施設で安定した収益を上げられるほか、技術支援を受けやすい環境も整っている」と説明する。

 新規雇用就農者は16年度比14%(12人)増え、調査が始まった13年度と比べ倍増した。農業法人の規模拡大に伴い雇用が増えたほか、まずは法人で農業を始める非農家出身者や親から農業を継ぐ前に経営ノウハウを学ぶ人がいるという。就業先の8割は養豚や酪農などの畜産関係で、稲・麦・大豆は1割弱だった。