耕作放棄地対策で農場 「旬やさいの里」11日オープン 栃木・谷田貝さん

 【栃木】都賀町家中の販売促進コンサルタント谷田貝孝一(やたがいこういち)さん(60)は、化学的な農薬・肥料を使わずに育てた野菜を会員制で割安に提供する農場「旬やさいの里」を11日、同所にオープンする。市場で高値の付く形の良さではなく、安心感や完熟度、無駄なく食べられるなどにこだわった野菜づくりが特徴。「プロ未満素人以上」を掲げ、新規参入のハードルを下げる独自の仕組みを普及させることで、耕作放棄地対策につなげることも狙い。ノウハウを伝授する講座も計画している。オープニング記念収穫祭を同日、同農場で開く。

 農場は谷田貝さん方の畑42アール。四季折々の一般的な野菜とイタリア野菜の計47種類を栽培する。販売は予約制。会員自身が収穫し、グラム単位で量り売りする。農場直売ならではの完熟野菜や、間引き野菜も取り扱う。省力化や無駄を出さない野菜づくりで、コストの縮減が図れるという。

 講座は、既存の農業者と新規就農を希望する人を対象に、10月開講を目指している。谷田貝さんは「就農する人が少しでも増えて、耕作放棄地対策につながれば」と話している。

 収穫祭は午前9時から。新タマネギや新ジャガイモ、キャベツ、イタリア野菜などを1袋45円で提供する。1家族5袋まで。会場で会員を受け付ける。駐車場なし。