田母沢御用邸付属邸の跡地に新旅館 富裕層向けに19年秋開業 日光

 東武鉄道(東京都墨田区)と不動産会社ヒューリック(東京都中央区)は5日、日光市に、高級温泉旅館「日光 ふふ」(仮称)を2019年秋めどに開業することで合意した、と発表した。場所は東武が所有し、日光田母沢御用邸記念公園に隣接する同市本町の田母沢御用邸付属邸跡地。富裕層を狙い、22室予定の客室は全て50平方メートル以上のスイートルーム仕様とする。

 新旅館は敷地面積約1万4千平方メートル、延べ床面積約3千平方メートル。「最高級のこだわり・サービス」を提供する日本トップレベルの高級温泉旅館を目指し、全客室に天然温泉の露天風呂を完備。レストラン、バー、大浴場も備える。建設費は詳細設計中のため未定。着工は来春を予定する。

 ヒューリックが建設、運営する。同社は「熱海 ふふ」や「箱根・翠松園」など富裕層向けホテル・旅館事業に取り組んでおり、「ふふ」ブランドは建設中、計画中を含め日光で5カ所目。同社の宿泊施設は県内で初めてという。

 付属邸は1914(大正3)年に建てられた。