モデルは大田原の家族、文星芸大など協力 難病ALS描くアニメ、9日にNHK放映 

 NHK宇都宮放送局は、大田原市の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者家族をモデルにしたアニメ「トライ~難病ALSと向き合って~」を制作した。9日午後7時半から、NHK総合(県域)で放映される。昨年放送したラジオドラマ「FMシアター『トライ』」を文星芸術大と宇都宮市内の広告会社「アイディ」の協力でアニメーション化した。

 全身の筋肉が徐々に動かせなくなるALSを患う父を持つ中学生の葛藤や家族の絆を描く物語で、「生」を見つめる内容となっている。

 主人公は、中学2年の上原和生。父俊生の病気を友人に隠し、後ろめたさを感じている。だが、父の生きがいだったラグビーチームの仲間たちとの触れ合いを通して父の生きざまを知り、一歩前へ進んでいく。

 声の出演は和生役が濱田龍臣(はまだたつおみ)、俊生役が鶴見辰吾(つるみしんご)。鶴見は「ラジオドラマが肉付けされてどんなアニメになるんだろう。誰よりも楽しみだ」とコメントを寄せている。

 作画は同大美術学部マンガ専攻の川島徹也(かわしまてつや)さん(20)が中心となって担当した。