小学校へ動物飼育に役立つ情報を発信 「先生と子どもを応援したい」栃木県獣医師会

小学校へ動物飼育に役立つ情報を発信 「先生と子どもを応援したい」栃木県獣医師会

 県獣医師会学校飼育動物支援委員会(佐藤(さとう)かおり委員長)が県内小学校向けのニュースレター「みんなのがっこうのどうぶつ」の発行に取り組んでいる。動物飼育に役立つ情報を月1回を目標に発信し、教育活動を後押し。担当獣医師は「先生と子どもたちのためになりたい」と、診療の合間を縫って執筆作業に励んでいる。

 同委員会は小学校でのウサギの触れ合い活動や、県教委と連携した飼育担当教員の研修会などに取り組んでいる。

 ニュースレター発行は2014年3月から始め、今年5月で32回となった。同委員会副委員長の鈴木成幸(すずきしげゆき)獣医師(小山市)が執筆し、県・市町教委を通して各校にメール配信している。

 飼育舎や餌代節約の工夫、動物の健康管理などのアドバイスを載せているほか、鳥インフルエンザ流行時は対策を呼び掛ける特集号も発行した。

 情操教育に役立つとして推奨される動物飼育だが、予算確保の難しさなど現場の悩みは深い。県教委が13年に行った調査でも、小動物を飼育する小学校の約半数が「小動物の病気やけがに対する応急処置」「飼育小屋の環境整備」を「困難に感じる」と答えた。鈴木獣医師は「どんなことでもお手伝いしたい。困った時には、獣医師会を思い出してほしい」と呼び掛ける。