日本一の感動をありがとう 沿道埋めるファンの波 ブレックス優勝パレード

 宇都宮で日本一の感動を再び−。3日行われたバスケットボールBリーグ初代王者、栃木ブレックスの優勝パレード。県庁と市役所を結ぶ約1キロのシンボルロード沿いは約3万人(主催者発表)であふれかえった。ブレックスの黄色のTシャツを着て、手作りの応援うちわやカメラを手に集まったファンは「おめでとう」「感動をありがとう」と大声で祝福し、選手と喜びを分かち合った。

 好天に恵まれたこの日、出発地点の県庁前はパレードが始まる1時間以上前から大勢の人が集まった。試合はいつもテレビ観戦だったという宇都宮市新町、無職熊田正勝(くまだまさかつ)さん(71)は「選手をじかに見たくなり妻と足を運んだ」と目を細めた。

 興奮が高まる中、パレードは午前11時にスタート。トーマス・ウィスマン監督は優勝トロフィーを携えオープンカーに乗り込んだ。続いて選手14人とコーチ陣が1台の大型パレード車でゆっくり沿道を進むと、歓声は最高潮に達した。

 沿道では選手にガッツポーズする人やビルの窓から手を振る子どもたち。中には走って追いかけるファンもいて、選手はうれしそうに手を振って応えていた。

 パレードはとちぎテレビが生中継。沿道では優勝当日の下野新聞号外も配られた。一方、宇都宮中央署が制服姿の警察官数十人を投入。「見せる警戒」で不審者に注意を払ったり、不審物ないか捜索したりした。