県保健福祉部は2日までに、県立2病院(岡本台病院、とちぎリハビリテーションセンター)の2016年度の医療事故などの発生状況を公表した。総数は1331件で、前年度比179件(12%)減少した。死亡事例は無かった。

 病院別の内訳は、岡本台病院が798件で6%減、とちぎリハビリテーションセンターが533件で19%減だった。

 患者らに実害が無いか、あっても軽症の「ヒヤリ・ハット」事例が1320件で、全体の99%を占めた。具体的な事例としては、食事担当者が牛乳を禁止された患者に誤って低脂肪乳を配膳し、看護師から間違いを指摘されたケースがあった。対応策として、食品アレルギーのある患者に対して食事トレイの色を変え、職員が識別しやすくした。