市民オンブズパーソン栃木(代表・高橋信正(たかはしのぶまさ)弁護士)は31日、2015年度に県議会のとちぎ自民党議員会と民進党・無所属クラブ(当時は民主党・無所属クラブ)の2会派が使った政務活動費(政活費)の全額1億1490万円が違法・不当支出に当たるとして、県監査委員に監査請求を行った。15年度の県議会は14会派だが、パーソン栃木は「収入額が多く、消化率も高い」として2会派を対象とした。

 県議会の政活費は各会派の調査研究その他の経費として、県が議員1人当たり月額30万円を会派に交付する。15年度は14会派に1億7910万円が交付され、使用総額は1億4590万円だった。

 とちぎ自民党議員会への交付額は1億410万円で使用額は8820万円、民進党・無所属クラブへの交付額は2760万円で使用額は2670万円だった。