宇都宮ジュニアオケ解散へ 団員減、7月にファイナル演奏会

 【宇都宮】市内を拠点に活動している宇都宮ジュニアオーケストラ(藍原寛治(あいはらかんじ)団長)は、7月17日に開くコンサートを最後に活動を終了する。団員数がピーク時の半分に減ったことや低年齢化が著しく、編成が難しくなったことなどが理由。結成から21年、OB・OGや地域の演奏家などがボランティアで支え、子どもたちの音楽を愛する心を育んできた。ファイナルコンサートに向け、メンバーは「多くの人に感謝しながら心を一つに演奏したい」と練習に励んでいる。

 同団は1995年、県内で開かれた国民文化祭に向けて編成。好評だったため活動を継続し、翌年2月に発足した。県内各地の小学生から大学生までが所属し、年1回の定期演奏会やミニコンサートなどを行ってきた。発足20周年を迎えた昨年5月には記念演奏会を開催した。

 10年前まで60人程度いた団員は減少傾向にあり、昨年の記念演奏会後は30人を割り込んだ。受験などで高校生の退団が多い一方、低年齢化や初心者の割合が増加。最近では演奏会で90人程度の編成を組むために、OB・OGや地域の演奏家など応援スタッフがジュニア団員より多くなってしまうのが現状という。