栃木労働局は23日までに、2017年度に長時間労働が疑われる県内の399事業所に行った監督指導で、全体の68・9%に当たる275事業所で労働基準関係法令違反があり、是正勧告したと発表した。違反内容別に見ると、「違法な時間外労働」が最多の180事業所に上った。製造業や運輸交通業で違反が目立った。

 同労働局によると、「違法な時間外労働」があった事業所は労使協定(三六協定)がなかったり、三六協定で定める限度時間を超えて労働者に時間外労働をさせたりしていた。180事業所のうち、時間外労働が月80時間を超える労働者がいたのは148事業所に上った。中でも4事業所では月200時間を超える労働者もいた。