首都圏在住者が市内を巡った移住体験ツアー

 【那須塩原】新幹線停車駅のある本県の「北都」の魅力と「ニア東京」の暮らしを知ってもらおうと市は22日、首都圏在住者を対象とした移住体験ツアーを実施した。家族連れなどが、東京から1時間余りの地にある豊かな自然や文化など「市内暮らし」の魅力を堪能した。

 市と小山市が連携する移住定住促進の取り組みの一環で、20~50代の夫婦やカップルなど15人が参加。ニーズに即応できるよう、不動産業者や司法書士らも随行した。

 一行は、青木にある世界的な現代美術家奈良美智(ならよしとも)さんの作品などを展示する「N’s YARD」や青木家那須別邸、市ホースガーデンなどを見学。普段の市内の暮らしを感じてもらおうと、黒磯地区のカフェなどが立ち並ぶ一角なども訪れた。市シティプロモーション課の粟野誠一(あわのせいいち)課長は「これを機に、即移住とはいかないまでも本市とつながってもらえたら」と話す。

 横浜市中区から妻(26)、娘(1)と参加したバス運転手小林俊介(こばやししゅんすけ)さん(31)は「のんびりしていて癒やされます」と満足そう。「仕事の問題さえクリアできたら本気で移住を考えたい」と話していた。