表彰状を手にする高田さん

 【栃木】半世紀以上お産に携わり1万人以上の赤ちゃんを取り上げてきた片柳町1丁目、高田産婦人科医院理事長高田一男(たかだかずお)さん(83)はこのほど、長年にわたり地域の産科医療の確保に寄与したとして厚生労働大臣表彰を受けた。高田さんは「少しは世の中のためになれたか。うれしい」と喜んでいる。

 高田さんは桑村(現小山市)生まれ。栃木高-日本医大卒。小学6年の時に目を大けがしたが失明せずに済んだ経験から医師を志し、インターンで赤ちゃん誕生の瞬間に感動して産科医の道に進んだ。

 1962年同医大付属病院産婦人科に入局。下都賀総合病院産婦人科医長などを経て、72年に同医院を開業した。旧栃木市内で2番目の産科開業医だった。