観光客数、3年連続で最多更新 「ギョーザ頼み」が課題 宇都宮市16年

 【宇都宮】2016年に市内を訪れた観光客(入り込み客)は前年比0・8%増の1483万人に上り、3年連続で過去最多を更新したことが、25日までの市観光交流課のまとめでわかった。宿泊者数も過去最多の156万人で、このうち外国人は同6・3%増の8万2千人だった。来訪目的はギョーザが62%と圧倒的である半面、他は10%未満がほとんど。客数の伸び率は鈍化しており、同課は「ギョーザ以外の魅力を発信したい」としている。

 東日本大震災が発生した11年は近年で最低の1274万人まで落ち込んだが、13年以降は震災前の水準を回復。14年からは最多を更新し続けている。

 宿泊者は市内のホテルや旅館を対象に調査した。前年比2・2%増となり、外国人は台湾人が36・6%増の4140人と順調に伸びた。

 ただし、来訪目的は大谷が8・4%止まりで、カクテルやジャズは3%台。市のイメージを聞いた設問(複数回答)では93%のギョーザが、33%の大谷を大きく引き離した。最大の観光資源であるギョーザに依存しているのが現状だ。