ブレックス、初代王座へ27日決戦 守備の連係重要性増す Bリーグチャンピオンシップ決勝

 Bリーグ初代王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝は27日午後3時10分から、東京・代々木第一体育館で行い、東地区1位の栃木ブレックスが川崎(中地区1位)と激突する。決勝は1戦勝負で行われ、ブレックスが勝てば2009−10年シーズン以来、7季ぶりの日本一となる。雌雄決する大一番を、両チームのデータを基に展望した。

 昨季のNBLプレーオフ準決勝と同カード。川崎はブレックスを下し、NBL最後の覇者となった。川崎は今季も西地区で圧倒的な強さを見せ、Bリーグ最高勝率0・817でCSに進出。両チームの今季の対戦成績は1勝1敗となっている。

 レギュラーシーズンのデータを見ると、まさに盾と矛のぶつかり合いだ。リーグ最少失点のブレックスに対し、川崎は最多得点。トーマス・ウィスマン監督は「オフェンス対ディフェンスの戦いになる。挑戦者としての気持ちを持って、この厳しい試合を乗り越えたい」と話す。

 さらに鍵になるのがリバウンド。ブレックスのオフェンスリバウンド数は1試合平均15・6本とリーグで断トツの数値。逆に、川崎のディフェンスリバウンド数も多く、28・5本はリーグ2位。ブレックス攻撃時の制空権争いは、この試合の大きな見どころだ。

 両者が持つ数値は似通う点も多い。その一つがアシスト数の多さ。川崎の平均17・7本、ブレックスの同16・5本はそれぞれリーグ1、2位。1対1よりもボールを動かしてゴールに直結するパスを量産する、エキサイティングなゲームが予想される。

 ブレックスとしては川崎のパスワークを分断する守備の連係が重要になる。指揮官も「チームとして守るということを、コート上の5人がしっかり集中して臨まなければならない」と強調した。