病院敷地除草にヤギ活躍 宇都宮・栃木医療センター エコで患者の癒やしにも

 宇都宮市中戸祭1丁目の国立病院機構(NHO)栃木医療センターで今月、ヤギを活用した除草が始まった。環境に優しい除草方法として全国でも導入する施設が増えつつあるが、「県内の病院では初めてではないか」と同センター。雑草を食べるヤギの愛らしい姿が患者たちの心を和ませている。

 同センターが飼育を始めたヤギは3頭。緑化工事などを手掛ける会社「アルファグリーン」(横浜市)からのレンタルで、今月10日に到着した。

 同センターではこれまで事務職員が草刈りを行っていたが、広大な敷地での作業には限界があった。騒音や草刈り機による石跳ねの危険性なども課題となっていた中、県外の病院でヤギを活用した除草が行われていることを知り、導入を決めた。

 患者や職員から「かわいい」と写真を撮られるなど、早くも3頭は人気者に。院内から名前を募っており、今月末には決まる予定だ。入院中の日光市森友、学校法人職員椎谷庄作(しいやしょうさく)さん(76)は「かわいい姿に癒やされる。ヤギに負けないようにリハビリを頑張りたい」と笑顔を見せる。