八幡山公園の宇都宮タワー前に設置されたウオーキングコースの地図

 【宇都宮】来園者の健康増進に役立ててもらおうと、市八幡山公園(塙田5丁目)は園内に新たに四つのウオーキングコースを設定した。22日から来園者らにコースのイラストマップを配布することにしており、渡辺悦朗(わたなべえつろう)園長は「園入り口など5カ所にコース全体の案内看板を設置するなどして、ウオーキングを促す」と話している。

 1927年に市立公園として開設された同園は、宇都宮タワーが80年に完成、県を代表する都市公園として親しまれている。2015年4月からは、大高商事・清水造園・宇都宮動物園の3者による共同事業体が指定管理者となり、管理を委託されている。

 渡辺園長によると、同園のウオーキング利用者から、「どれだけ歩いたか分かるようコースを設けてほしい」との要望もあった。市公園管理課では「利用者の多様なニーズに応えたいと考えた」としている。

 コースは、それぞれ「遊び」「動物」「花」をコンセプトにした「赤」「青」「オレンジ」の3コースと、11・8ヘクタールの同園外周を回る「紫」の計4コース。いずれも宇都宮タワーが発着点となる。同園は、コース上の急な坂や階段に、歩行注意を呼び掛ける看板を設置する予定。十数カ所のポイントに宇都宮タワーからの距離を表示した看板も設置することにしている。

 20日に来園した那須塩原市下永田の主婦(38)は「マップも分かりやすく、季節ごとのウオーキングを楽しみたくなった」と話した。市公園管理課によると、市内の都市公園でウオーキングコースを設けているのは、「みずほの自然の森公園」(西刑部(おさかべ)町・平塚町)など数少ないという。