アサギマダラが羽化 大田原の自然観察館

 【大田原】淡い水色の模様が美しいアサギマダラが23日、福原の市ふれあいの丘自然観察館で羽化した。

 日本全土に分布する同チョウは春に北上、秋に南下する「渡り」で知られ、本県が越冬する北限とされている。

 2009年に市内で同チョウの繁殖が成功。それを機に同館の増渕余一(ますぶちよいち)特別指導員(86)が同チョウの食草であるキジョランの鉢植えを同館の軒下に設置した。昨年10月に野生の同チョウによる産卵、同11月にはふ化を確認し、幼虫約20匹の成長を見守っていた。