「尾瀬の父」日光にも縁深く 栃木県日光自然博物館で武田久吉展 

 【日光】「尾瀬の父」と呼ばれた自然保護運動の草分けで、登山家や植物学者として活躍した武田久吉(たけだひさよし)(1883~1972年)の業績をたどる企画展「武田久吉展~日光の山々で躍動した若き日々」が7月9日まで、中宮祠の県日光自然博物館で開かれている。

 久吉は、中禅寺湖湖畔の英国大使館別荘創建者で英国外交官アーネスト・サトウの次男。日光で登山を重ねるなどして経験を積み、日本最古の山岳会「日本山岳会」の設立に尽力した。

 企画展では、数々の業績をパネルや写真で説明しているほか、カメラやアイゼンなどの遺品を展示。奥日光の地形立体模型では、久吉が歩いた登山ルートを見ることができる。