炎を渡って開運や健康祈願 多気山で大火渡り祭 宇都宮

炎を渡って開運や健康祈願 多気山で大火渡り祭 宇都宮

 【宇都宮】田下町の多気山持宝院(伊東永人(いとうえいじん)住職)の山麓道場で21日、「多気山大火渡り祭」が行われ、檀信徒や参拝客らが素足で護摩壇の灰の上を渡って、除災開運や無病息災を祈願した。

 伊東住職の就任を機に2008年に始まり、今年で10回目。山伏が弓矢や刀などの法具を使って場を清める儀式を執り行い、護摩壇に火が放たれると、白い煙と大きな炎の柱が青空へと立ち上った。その後、まだ火が燃える中、伊東住職や檀信徒らが次々と渡った。

 埼玉県行田市から来た自営業重久(しげひさ)かおりさん(36)は長男泰臣(やすおみ)ちゃん(5)と一緒に初めて火渡りをしたという。泰臣ちゃんは「熱かったけど、怖くなかった」。かおりさんは「家族の健康を祈願しました。機会があればまた参加したい」と話していた。