ブレックス遠藤、攻守で数字以上の貢献

 蓄積した経験が力となった。ブレックスの遠藤祐亮が攻守に活躍し、チームの勝利に大きく貢献。「激戦だった東地区や(CS準々決勝で)千葉に勝ち切れたことが自信になっている」と好循環を強調した。

 1対1で簡単にシュートを打たせず、いち早く戻って速攻をパスカットするなど持ち味を発揮した。リードされた第1クオーターは立て続けに3点シュートも決め、反撃の糸口となった。

 特に守備の貢献度は計り知れない。得点力がある大型司令塔と、爆発的なスコアラーの両選手を徹底的にマーク。負担はいつも以上だったに違いないが、逆に「ディフェンダーとしてやりがいがあった」という。

 安易に突破されれば、一気に不利な状況を招くと、終始圧力をかけ続けた。仲間と連係し、両選手をそれぞれ11点と9点に。チームに流れを呼び込む主力選手に仕事を全くさせず、点数以上に相手にダメージを与えた。

 抑えた2選手は同世代のトップ選手だった。大学時代は「常にボコボコにやられていた」と振り返るが、一歩ずつ成長して互角以上の戦いを演じるまでになった。

 「同じレベルでできていることがうれしいし、楽しい。明日も最後まで守り抜きたい」。今季ホーム最終戦で、さらに成長した姿を見せるつもりだ。