雨水タンク・浸透ます、設置補助が伸び悩み 宇都宮市

 【宇都宮】市街地の浸水対策として市が設けた雨水貯留タンクや浸透ます等設置補助制度を活用した設置数が、ここ数年伸び悩んでいる。2002年度の制度開始から16年度まで15年間の総設置数は計1749個で、年間200個を超した年もあったが、最近3、4年は130~170個台で推移している。

 局地的なゲリラ豪雨が多発する中、少しでも雨水流出の抑制や浸水被害の軽減を図ろうと、市上下水道局は制度活用によるタンク等の設置を呼び掛けている。

 補助対象地区は当初、新川や奈坪川周辺の重点4排水区のみだったが、豪雨などに伴う浸水被害が市街地全域に及んでいることなどから、06年度に対象を市街化区域に拡大した。

 制度を活用し16年度までに設置された貯留タンクは959個、浸透ます788個、浄化槽転用2個。ピークは12年度の205個で、13年度178個、14年度133個、15年度176個、16年度137個となっている。