エサをくわえ飛び跳ねるコウノトリ=19日午前6時35分、小山市下生井

 国の特別天然記念物に指定されているコウノトリの雄と雌2羽が18日、小山市下生井の渡良瀬遊水地第2調整池に飛来し、19日まで滞在した。2羽のコウノトリが行動をともにする姿が同所で確認されたのは初めて。

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 市渡良瀬遊水地ラムサール推進課によると、飛来したのは千葉県野田市で2016年に生まれた「きずな」(雄)と今年生まれた「きらら」(雌)。近くに住む平田政吉(ひらたまさきち)さん(70)によると、2羽が確認されたのは18日午後3時半ごろ。19日朝も池を歩きながら餌をついばむ姿が見られたが、午前8時ごろ、きららが飛び立つときずなが後を追うように飛び去った。

 同所には、きずなと同年生まれの「ひかる」(雄)が2月から長期滞在しており、市が8月、特別住民票を交付した。ひかるは今月5日午後に同所を離れ、19日は和歌山市付近で確認されている。

 平田さんは「2羽一緒だというので驚いた。池の生きものが増え、コウノトリが立ち寄る環境になってきたのかもしれない」と話した。