澄んだ秋空の下、如来堂の周りを囲むように咲くヒガンバナ

 【大田原】片府田の宝寿院(加藤英昭(かとうえいしょう)住職)で境内のヒガンバナが見頃を迎え、古いお堂や石仏を囲むように咲き競う鮮やかな朱色が秋空に映えている。

Web写真館に別カットの写真

 同寺は1200~1400年代の創建と伝わる真言宗智山派の古刹(こさつ)。ヒガンバナは山門やコイの泳ぐ池の周辺など境内のあちこちに咲いており、特に駐車場脇の如来堂の周辺に群生している。田園地帯にあり、黄金色に実った周辺の稲穂との対比も美しい。

 住職の母きよ子(こ)さん(69)が丹精して境内と庭園を手入れしている。那須烏山市向田の平野勝夫(ひらのかつお)さん(80)、さき子(こ)さん(77)夫妻は「20年ほど毎年見に来ているが、境内がきれいで、ヒガンバナも増えた。今年はよく咲いている」と風情を味わっていた。