「クリケットの聖地」目指し国際規格へ 整備事業に9924万円国交付金 佐野市

 【佐野】市が進める栃本町の旧田沼高校跡地の「佐野国際クリケット場」整備事業がこのほど、国の地方創生拠点整備事業交付金の対象事業に決定した。事業名は「目指せ『クリケットの聖地』日本初の国際基準を満たすクリケットパーク改修・整備事業」。交付金は9924万1千円で、グラウンドの造成や天然芝植栽などに充てられる。市は、市議会6月定例会に同交付金を含んだ補正予算を提出し、クリケット場の整備を本格化させる。

 市は「スポーツ立市」を掲げ、クリケットを重点スポーツに指定している。2015年から同校跡地を国際クリケット場として整備し、練習用ピッチを造成、天然芝の維持管理用重機も導入した。

 しかし、現在のクリケット場は国際規格を満たしておらず、先月28日から今月4日まで行われた「女子ワールドT20東アジア太平洋予選」は、普及を目的として特例で許可された。

 市が目指すクリケット場は、男子の国際大会が開催できる規格を満たすこと。今回の交付金を受け、グラウンドの土壌を改良し天然芝を植栽、男子用1面とサブグラウンド、もしくは女子用2面を造成すると共に、簡易スタンドの整備も行っていく予定。