鹿沼南高、サツキ輸出へ 欧州向け、2018年秋にも実現

 【鹿沼】鹿沼南高が授業で育てているサツキを欧州に輸出しようと取り組んでいる。茂呂の市花木センターなどの協力を得ながら、来年10月以降の輸出を目指す。センターによると、高校生が栽培したサツキを輸出するのは全国的にも異例という。

 3年生が受講する「課題研究」の一環で、選択した環境緑地科の3年生12人が取り組んでいる。授業はサツキの苗木栽培の基礎研究がメイン。欧州で近年サツキの人気が高まっていることや、輸出に力を入れる農家の増加などを受け、学校でもサツキの輸出に取り組もうと企画された。

 同校がサツキ栽培を始めたのは2015年。ハウスを作るところから始まり、現在約4千本を栽培している。うち、同年に挿し芽をしたサツキを中心に計400本を輸出のための検疫の対象とした。

 輸出には農林水産省横浜植物防疫所による2年間の検疫が必要で、4~9月に毎月実施される。無事合格すれば、来年10月から輸出の手続きに着手できる。床上50センチ以上の高さで管理するなどの規則があり、生徒らは1月に棚作りを行った。4月の検疫に立ち会った増渕さんは「害虫が付いていないか、葉をとても細かく見ていた」と話した。