警察官などを装ってキャッシュカードを直接だまし取る「キャッシュカード手交型」のおれおれ詐欺被害が、県内で急増している。県警によると、県内で今年上半期(1~6月)の被害件数は前年同期比13件増の27件とほぼ倍増した。従来は現金を被害者に準備させ受け取る手口が主流だったが、詐欺と気付く時間を与えないよう手持ちのカードに狙いを変えたとみられる。暗証番号も聞き出し、その後に現金を引き出す手口が相次いでおり、県警は注意を呼び掛けている。

 キャッシュカード手交型の被害は2014年0件だったが、15、16年にそれぞれ4件を数えた。17年は29件と急増。さらに18年は上半期だけで17年に迫るペースで推移している。被害者宅に「キャッシュカードが偽造された可能性がある」などとうその電話があり、その後、被害者宅を訪れた警察官や金融庁職員などを名乗る人物に、カードをだまし取られている。