栃木県内でも記念誌の切り取り被害 南那須図書館で1冊2ページ分

 各地の図書館で学校史や記念誌の切り取り被害が見つかっている問題で、那須烏山市南那須図書館が所蔵する烏山女子高の創立50周年記念誌1冊の2ページ分(1枚)が破り取られていたことが11日、下野新聞社の取材で分かった。県内各市町の他の図書館では同日現在、被害は見つかっていない。県立図書館も同種の書籍約250冊に被害がないことを確認する一方、市町の図書館にも注意を促した。

 南那須図書館で被害が見つかったのは1977年発行の記念誌。誰でも閲覧できる状態で所蔵され、ソフトボール部や体操部など部活動の様子を写真入りで紹介する2ページ分がなくなっていた。

 職員が11日、学校関係以外も含めた記念誌約130冊を調べて見つけた。矢口由里子(やぐちゆりこ)館長は「(紙の劣化などで)自然にできた破損ではない」と指摘する。全国に広がっている被害との関連は不明。