ナシの「にっこり」生産日本一目指す 芳賀町が苗購入を助成

 【芳賀】県内有数のナシ産地である町は本年度、生産拡大に向け、農家に対して苗木購入費の助成に乗り出した。広く浸透している幸水、豊水などは3分の1を助成するほか、県オリジナル品種にっこりでは全額を助成し「生産量日本一」を目標に掲げる。将来的には「日本一」を前面に打ち出したい考えだ。

 町によると、現在、町内89農家が計約100ヘクタールでナシを栽培し、2016年は約2560トンを出荷した。県内市町では宇都宮市に次ぎ2位。にっこりは生産量日本一の宇都宮が約17ヘクタールなのに対し、町は約13ヘクタールと差は限られている。

 町は苗木購入費助成によって、ナシ全体の生産拡大を図るとともに、特ににっこりは宇都宮を超え、日本一への押し上げを目指す。

 助成総額は75万円。全額助成のにっこりは農家5軒、計0・5ヘクタール分の45万円を17年度一般会計当初予算に盛り込んだ。

 さらに収量増の効果が高いとされるナシなどの栽培法に取り組む農家に助成する県の「戦略的園芸産地拡大支援事業」について、町は独自に上乗せ助成する。