下野新聞社が8日までにまとめた県内主要企業の新卒者採用計画アンケートで、本県の上場企業20社のうち半数以上の13社が来春の採用枠を今春より拡大する方針であることが分かった。理由として「将来を見越した人材の確保」を挙げる企業が最も多く、今後の業務拡大を見据えて人材を早期に確保しようとする動きが出ている。

 採用数拡大の理由を複数回答で尋ねたところ、「将来を見越した人材の確保」としたのはグランディハウスなど13社中7社。「業務拡大」はナカニシや滝沢ハムなど4社、「退職者分を補充」はフライングガーデン、TKCの2社だった。

 一方、採用数を減らすとしたのは2社にとどまった。栃木銀行は「退職者数が落ち着いた上、今春の採用が例年よりも多かった」として大卒を中心に減らし、100人を予定する。仙波糖化工業は1人減らし、今春とほぼ同規模の10人を確保したいという。