作業の安全祈り、醸造家に霊水 日光二荒山神社で報醸祭

 【日光】日本酒などの豊醸に感謝する「報醸祭」が8日、山内の日光二荒山神社で開かれた。県内の醸造家約20人が参列し、神職から霊水の分配を受けて作業の安全を祈願した。

 同神社は醸造をつかさどる「二荒山大神(ふたらやまのおおかみ)」を祭っている。醸造家たちは日本酒やみそ、しょうゆなどの仕込みを前にした秋に「祈醸祭」を開き、春の報醸祭で出来栄えに感謝している。

 最初に拝殿で神事が行われ、醸造家たちの製品が神前に供えられた。続いて別宮・滝尾(たきのお)神社の「酒の泉」を引き込んだ二荒霊泉に移り、吉田健彦(よしだたけひこ)宮司が霊水をひしゃくで小瓶に入れて分け与えた。参列者は持ち帰って神棚に供える。