【小山】教員の資質と授業力を高めようと、市教委は本年度から「学級づくり・授業づくりマイスター事業」「知恵と技を伝承するレジェンド講座」を始める。指導に実績のある教員を「マイスター」、校長や教頭などベテランを「レジェンド」に既に認定。公開授業や研修会などを通じて、その技や経験を他の教員らに伝授してもらい、児童生徒の学力アップなど「学校力」の向上につなげる。

 ベテラン教員の大量退職と若手教員の大量採用を踏まえ、経験に裏打ちされた授業づくりを継承していくことが課題となっている。マイスター事業では、学級経営や教科などの指導で実績のある学級担任を各学校の推薦に基づきマイスターに認定する。

 マイスターは学級経営で大切にしていることや、児童生徒が「わかる」「できる」授業のポイントを伝える。同事業は自校のほか、市教委が実施している小中一貫教育を生かし、同じ中学校区の教員を対象に公開授業なども行う。本年度は市内小中義務教育学校から計46人のマイスターを認定した。

 一方、レジェンド講座では、校長、教頭などが、長年培ってきた学級づくりや授業の技やこつを自校や中学校区で説明する。