自虐ネタも交え、地元の魅力発信 漫画「ススメ!栃木部」じわじわ話題

 本県の魅力を向上すべく活動する架空の高校の「栃木魅力向上部(栃木部)」を描いたご当地コメディー漫画「ススメ!栃木部」が、県内でじわじわ話題になっている。日光市在住で「生粋の栃木人」の作者一葵(いつき)さやかさんは「自虐ネタも入れつつ、栃木の魅力をうまく伝えられたら」と話している。

 地元を愛してやまない日光ゆば屋の娘と宇都宮ギョーザ屋の娘が「栃木部」を発足させ、東京からの転校生を巻き込みながら奮闘する物語。県内の名所や名物に加え、山にチタケを採りに行って遭難しかけるエピソードや戦場ケ原伝説といった栃木ネタを豊富に紹介する。

 落合書店宝木店(宇都宮市)によると、1巻は累計100冊以上、2巻も順調に売り上げを伸ばしている。発行元のKADOKAWAによると、県内での売り上げは都内の約4倍。「地元の人が読んでくれていてありがたい」と一葵さん。