下地を緑色にカラー化した横断歩道を予告するダイヤマーク=27日午後、鹿沼市泉町

 信号機のない横断歩道で車の一時停止率の向上を図ろうと、栃木県警は横断歩道があることを予告する道路標識「ダイヤマーク」の下地部分を緑色にするカラー舗装化を始めた。全国初の取り組みで、横断歩道への注意を運転者に視覚的に促すのが目的。県警は27日、初の設置場所の鹿沼市泉町、鹿沼北小正門前の交差点で街頭啓発活動を行った。

 県警交通規制課によると、カラー舗装化では縦5メートル、横1・5メートルの白いダイヤマーク2カ所の下地を緑色に着色した。さらに進行方向側に白色の「歩行者注意」の文字を新たに表示し、停止線の幅も従来の45センチから60センチにワイド化した。県警は秋ごろまでに、通学路や事故発生現場など県内57カ所に同様の舗装を施す。

 児童の下校時間に行った啓発活動では、警察官が「横断歩道は歩行者優先」と書かれたボードを持ち、校門前の交差点を通過する車の運転者に注意を促した。

 同課の野澤健夫(のざわたけお)次長(45)は運転者に対して「ダイヤマークの意味を再認識し、『マークを見たら減速する』『横断歩道を渡る歩行者がいたら止まる』という義務を履行してほしい」と強調。「もっと止まれる栃木県」の実現へ協力を呼びかけた。