栃木県内社長の平均年齢61.46歳 2016年調査、社長高齢企業は減収傾向

 2016年の県内社長の平均年齢は前年より0・37歳伸び、61・46歳に達し、過去6年間で最高齢となったことが2日までに、東京商工リサーチ宇都宮支店の調べで分かった。同支店は「団塊世代の社長交代が進んでいない」とみており、少子高齢化や人口減少の影響が社長の年齢を押し上げている現状がうかがえる。

 同支店は2011年から、県内社長の平均年齢調査を実施しており、今回は2月に東京商工リサーチの企業データベース(県内2万313社、全国298万社)から年齢データを抽出し、分析した。

 社長の年齢分布を見ると、60代以上が36・9%と最も多く、次いで70代以上23・5%、50代21・2%、40代15・3%、30代以下3・0%となっている。

 増収企業と減収企業の割合を見ると、30代以下、40代の社長の企業は増収が減収を上回ったが、50代、60代、70代以上は減収が増収を上回り、70代以上は減収が50・6%と過半数を占めた。赤字の企業割合も70代以上は24・1%と最も高かった。

 同支店は「社長の過去の成功体験が時代に即した経営を妨げることもあり、後継者不在だと新規の投資意欲が落ち付加価値や競争力が減退し、業績悪化につながっている」と説明する。