白鴎大の学生6人、学生消防団員に 小山市

 【小山】本年度から新設した大学生機能別消防団員に白鴎大の学生6人が30日、入団した。入団者の中には「那須雪崩事故に接し、人を助けたいという思いに突き動かされた」という学生も。同日、市消防本部で行われた入団式後、早速消防団員として必要な基礎知識と技術を学び、地域防災力向上へ気持ちを新たにした。

 同日入団した機能別消防団員は学生6人と市職員61人、OB団員17人の計84人。2年伊藤俊輔(いとうしゅんすけ)さん(19)は、那須雪崩事故で亡くなった大田原高奥公輝(おくまさき)さん(16)の中学時代の陸上部の先輩。「同じグラウンドで練習していた奥君が事故に巻き込まれたことを知り、災害を深く考えるようになった。『人を助けられるようになりたい』と思い始めたときに、募集のパンフレットに目が留まった」という。

 学生代表で辞令を受け取った4年山崎花弥(やまざきかや)さん(21)は「2月のインターンシップ(就業体験)で消防の職務を体験し関心を深めた」。また2015年の関東・東北豪雨で浸水被害に遭った同大本キャンパスを目の当たりにして、「あの時は何もできなかった。何か役に立ちたい」との考えから入団した。