足利市とJR東日本が新駅で基本協定 両毛線の足利−富田駅間に

 【足利】和泉(いずみ)聡(さとし)市長は28日の定例記者会見で、JR両毛線の足利−富田駅間での新駅整備事業でJR東日本と基本協定書を締結したと発表した。駅舎の建設とICカード「Suica(スイカ)」設置の費用負担割合は、市とJRで7対3に決定。駅前広場などの整備費用を含めた市の負担額は11億円程度となる見込みだ。今後はJRが国土交通省に鉄道事業に関する認可申請を行い、認可されれば新駅設置が正式決定する。

 締結は25日付。新駅の位置は、JR富田駅から足利駅側に向かって約1キロの地点。駅ホームや改札口は両毛線の南側のみで、迫間(はさま)町のあしかがフラワーパークの西側ゲートまでは徒歩1分以内の距離となる。

 費用負担では、駅舎の建設費約8億円とSuicaの整備費約3億円を、市とJRが7対3の割合で負担する。市は本年度予算で新駅整備費として約6億700万円を計上し、このうちおよそ5億3900万円を駅舎建設に充てる。駅前広場整備の見込み額4億円は市が負担。県からは1億円の財政支援を受ける。