有効求人倍率1.30倍 3月の栃木県内 8年11カ月ぶり高水準

 栃木労働局が28日発表した3月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0・02ポイント上昇し1・30倍だった。有効求人数が増え、有効求職者数が減ったことによる。改善は8カ月連続で、1・30倍は2008年秋のリーマン・ショック前となる同年4月以来、8年11カ月ぶり。

 雇用情勢判断は「なお留意する点はあるものの、改善が進んでいる」と据え置いた。理由について、白兼俊貴(しろかねとしき)局長は同日の記者会見で「年度末の事業再編による雇用調整の動きに注視したい」と述べた。全国の有効求人倍率は1・45倍で、本県順位は前月と変わらず31位。

 新規求人倍率は前月比0・06ポイント上昇の1・86倍。正社員求人倍率も0・02ポイント上がり0・88倍だった。