益子の土を使った絵が並ぶギャラリー=14日午前、益子町益子

 里山に育まれる益子町の風土をモチーフにした現代アートの展示や風土を感じる催しを行う3年に1度の「土祭(ひじさい)」が15日、町全域で始まる。14日、アートの内覧会が開かれた。

 「土と益子 この土地で共に生きる」をキャッチフレーズに、人の営み、風景、歴史といった風土を見つめ直す。益子地区でのみ実施されてきたが、4回目の今年から田野、七井両地区でも開かれる。

 30日までの期間中、彫刻や焼き物、作品を展示環境と一体的に示す「インスタレーション」などのアーティスト13人の作品が各所に展示される。同町益子で、地元の土で描いた「土絵」を飾る造形家KINTAさん(58)=同町上大羽=は「土は色、硬さなどがさまざま。その特徴を受け入れ描いた方が新しいものが生まれる」と話した。

 「夕焼けバー」「土に触れる」「昔の給食を食べる」など20余りのプロジェクトが催される。