女子硬式野球、栃木県内で活発化 初の中学女子クラブ発足、作新高もレベル向上

 県内で女子の硬式野球が活発化している。今月、県内初の中学女子硬式野球チーム「栃木ガールズ(G)」が発足した。ボーイズリーグの傘下で、同リーグの女子チームとしては全国2例目。中学1年生6人が公式戦の出場を目指している。県内唯一で創部4年目を迎えた作新高硬式野球部も今月、全国高校選抜大会で初めて4強入りするなど着実に力をつけている。

 室内練習場に元気な声が響いた。22日行われた作新高と栃木Gの合同練習風景だ。

 学童野球に登録する女子は県内で約60人。しかし中学生になると、男子チームで裏方に回ったり、体格差から出場機会に恵まれず辞めてしまったりする女子も少なくはない。

 全国的に野球の競技人口が減少する中、ボーイズリーグ県支部の菅原一浩(すがわらかずひろ)支部長は「野球が好きな女子の環境づくりが必要だった」と創設理由を明かす。

 栃木Gの6選手は全員学童野球出身。現在、週末に上三川町の石田公園野球場で練習に励んでいる。監督は女子学童野球チームのコーチを兼任する星野秀和(ほしのひでかず)さん。

 高校生世代では女子硬式野球部が年々盛り上がっている。2000年初開催の全国高校選抜大会出場校は8校だったが、ことしは過去最多の23校。

 ことしの同大会で過去最高成績を収めた作新。新年度から新入部員11人が入部し、総部員は32人に上る。

 創部当初は半数が未経験者だったが、いまでは県外からも門戸をたたく選手もいる。

 栃木Gは現在、部員を募集している。