バックスDF高橋淳一、引退会見 「悔いはない。本当に幸せだった」

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは25日、国内トップリーグ通算753試合の最多出場記録を持つDF高橋淳一(たかはしじゅんいち)(39)=日光市出身=の現役引退を発表した。県庁記者クラブで記者会見した高橋は「悔いはない。小学2年から今までやってこられたのは本当に幸せだった」と語った。今後はバックスのジュニア育成スタッフに就任する。

 高橋は日光高(現日光明峰高)を卒業後の1996年に古河電工入り。99年の廃部後に発足したバックスで2003−04年シーズンは主将を務めた。翌年移籍した王子製紙(現王子)ではアジアリーグ制覇を経験。バックスに復帰した11−12年シーズンはリーグ準優勝、14年には全日本選手権の初制覇に大きく貢献した。

 14年10月11日のアウェー王子戦で出場619試合となり国内トップリーグ最多出場記録を更新。以降も全試合に出場、21年間の現役生活で国内トップリーグ通算753試合、アジアリーグ通算528試合出場はいずれも歴代1位となっている。

 会見に同席したセルジオ越後(えちご)シニアディレクターは「バックスの再生に力になってくれた。チームづくりにプロとして欠かせない存在で、まさにレジェンド」、土田英二(つちだひでじ)チームディレクターは「古河電工時代を経験している最後の選手として、その経験を若い選手に伝えてくれた。これからも栃木のホッケーを元気にするために力を貸してほしい」と“鉄人”をねぎらった。

 クラブは来季のホーム開幕節で引退セレモニーを行う予定。引退試合も検討するという。