足尾で1150人が「春の植樹」 日光【動画】

 旧足尾銅山の煙害で荒れた山に緑を戻す「第22回春の植樹デー」が22日、日光市足尾町松木地区の渓谷で始まった。参加者は「日本のグランドキャニオン」と呼ばれる景色が広がる中、植樹作業に汗した。23日まで。

 NPO法人「足尾に緑を育てる会」(鈴木聡(すずきさとし)会長)の主催。1996年から毎年開催しており、計2万1860人が9万1500本の苗木を植えた。

 この日は春らしい陽気に恵まれ、県内の高校や企業のボランティア、家族連れなど1日間で過去最多の約1150人が参加。標高860~890メートルの「戸四郎沢」などでカエデやブナ、クヌギの苗木を植えた。2日間で7千本を植樹する。

 家族で訪れたさくら市氏家、同市南小4年篠原杏慈(しのはらあんじ)君(9)、同2年周吾(しゅうご)君(7)は「眺めが良くて気持ちいい。植えた苗木が大きく育ち、緑がたくさんの山になってほしい。来年も来たい」と話していた。