【矢板】市は本年度、介助犬や盲導犬など身体障害者補助犬の獣医療費助成制度をスタートした。健康診断や予防接種に要した費用として年3万6千円を上限に助成。狂犬病予防法に基づく補助犬の登録手数料を免除する制度も始めた。全国で約70頭しかいない介助犬は、県内では市内の2頭のみ。利用者の陳情を受け制度化した。2斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長は「普及啓発も図る」と説明した。

 同様の制度は宇都宮市などに続き県内4番目。介助犬を利用する市内の女性2人が2016年6月、「障害者にとって大きな負担」などと市議会に陳情。同9月に市議会で採択された。

 補助犬の獣医療費助成制度は市内在住者が対象。盲導犬、介助犬、聴導犬の健康診断、予防接種などにかかった費用を1頭につき年3万6千円を上限に助成する。これに併せて、補助犬の飼い主らが負担する犬の登録手数料3千円や鑑札再交付手数料など計5490円を免除する制度も新設した。