くす玉を割り、さくら市の誕生を祝う関係者(2005年3月)

くす玉を割り、さくら市の誕生を祝う関係者(2005年3月)

 本県が誕生した1873年当時、さくら市域には38の村があった。89年、町村制施行に伴い喜連川町、氏家町、熟田村、上江川村など2町4村が成立した。

 1955年の町村合併促進法により、喜連川町は上江川村と合併した。当時の人口は1万4731人。氏家町は54年に熟田村と合併し、人口1万9563人となった。その後も高根沢町、矢板市などの一部地域と編入合併を重ねた。

 人口は77年4月1日時点で喜連川町が1万1156人、氏家町が2万2167人と両町史に残る。

 両町は2005年3月28日に「平成の大合併」で一つになり、新市「さくら市」が誕生した。発足時の人口は4万1233人(旧氏家町3万141人、旧喜連川町1万1092人)となった。

 その後、人口は増加し、国勢調査データでは17年に4万4986人とピークを迎えた。今年4月1日の人口は4万4086人。近年は横ばいから微減という減少幅が少ない特徴がある。

 花塚隆志(はなつかたかし)市長は各行事や会合などの席上あいさつで「市は人口に占める15歳以下の割合が県内一高い」と紹介している。市総合政策部添田達央(そえたたつお)部長は「近年の人口は喜連川で減少傾向にあるものの、氏家は宇都宮のベッドタウンとして増加傾向にある」と分析している。