さくら市長に花塚氏 大差で桜井氏破り初当選 投票率は47.66%

さくら市長に花塚氏 大差で桜井氏破り初当選 投票率は47.66%

 任期満了に伴うさくら市長選は16日投開票が行われ、無所属新人の前県議花塚隆志(はなつかたかし)氏(57)=自民、公明推薦=が、無所属新人で前さくら市議桜井秀美(さくらいひでみ)氏(63)を7231票差で退け、初当選を果たした。当日有権者は3万5798人。投票率は47・66%で、合併・市制移行後で最低だった前回2013年の42・65%を5・01ポイント上回った。

 花塚氏は選挙戦で、今期で引退する人見健次(ひとみけんじ)市長の路線を「継承し進化させる」との立場を示し、「農産物の売り上げ1・2倍」「交流人口倍増」「子どもの学力を県内一に」などの公約を掲げ、支持を訴えた。

 市議17人中16人の支持を得て、自民党の西川公也(にしかわこうや)衆院議員の全面的な支援を受けた。

 同日午後10時、同市北草川2丁目の運送会社敷地で待ち受けた花塚氏の陣営に当選確実の知らせが届いた。人見市長の脇に立った花塚氏は「皆さんのおかげで、新しいさくら市の扉を何とか開くことができた。人見市長が築いた地盤をさらに良くして、素晴らしいさくら市をつくっていくことを誓います」と集まった支持者に頭を下げた。

 民進党の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員や連合栃木の支援を受けた桜井氏は、人見市政を「なれ合い行政」「権力者中心の行政」などと批判し刷新を訴えたが、及ばなかった。

 桜井氏は落選が決まった同日午後10時すぎ、同市上阿久津の選挙事務所で「私の不徳の致すところで、票が伸びなかった。今後も皆さんと一緒に、今後も市の発展のために行動したい」などと敗戦の弁を語った。